上智大学様のピーティックス活用ポイントまとめ
- 公式HPにもピーティックスのヘルプページURLを記載して、問い合わせを減らした
- 「参加者へのお知らせ」欄でアーカイブ動画を掲載し、継続的な集客ができた
- 他にも多くのイベントが掲載されているので、他社事例を参考にすることができた
イベント概要
形態:オンラインイベント
規模:数百名程度
頻度:月に2回
目的:事前決済、申し込み管理
利用機能:事前決済機能、メッセージ機能、フォーム機能、フォロー機能
イベントを普段行っていない人でも、直感的にイベント作成まで簡単にできるUI
元々は会場開催だった講習会・講演会ですが、コロナ禍を機にオンラインへと場を移し、現在も多くのイベントがピーティックスに掲載されています。その中でも、大学が主催する生涯学習の講座など大学外の方向けの講座もピーティックス内で目立つようになりました。
本日、神学講習会のオンライン開催の運営とピーティックス活用についてお話をうかがうのは、上智大学神学部教授の原敬子さん。
神学講習会は、普段上智大学内で神学系の教員が講義している内容を、一般の方々にも分かち合うことを目的に1959年から開催しています。2019年までは上智大学内の施設にて対面で開催していましたが、2020年よりオンラインにて開催を続けています。
毎年一つのテーマに沿って複数人の有識者をお呼びし、複数回の講義で構成されます。各講義ごとにそのテーマを意識したお話をしていただき、全講座を通してテーマへの理解を深めていきます。2022年度は「現在(いま)のメメント・モリ——キリスト教における死生観」というテーマで行われました。
複数回と連続的に行われる講義ですが、見逃した人へのアーカイブ配信も好評で、2022年度に行われた神学講習会には300名を超える申し込みがあったそうです。
2020年のコロナ禍でもこの神学講習会を続けるにあたって、会場に集わなくても良いオンライン化は必須でした。「オンラインイベント プラットフォーム」とweb検索して出てくるサービスをいくつか検討しましたが、触ってみての使いやすさ、メッセージなどからくる印象でピーティックスを選びました。参加者としても全く使ったことはなかったのですが、問題なくイベントページ作成まででき、今も有効活用しています
問い合わせは申し込みの1%以下、事務局コストは大幅減少
予期せぬいきなりのオンライン化、そして今まで会場で実施していたイベントの来場者層では50代以上の方も多く、ピーティックスでの購入方法や、その後の問い合わせが増えることも想定されていましたが、実際には多くの方に問題なく受け入れられたそうです。
300人を超える申し込みがありましたが、電話などで特別にサポートが必要な方は3人程度と、申込者数の1%以下に落ち着きました。公式HPにチケット申込者向けのピーティックス利用の流れを記載していることも問い合わせを減らす工夫の一つです。
連続講座のアーカイブURLも簡単に購入者だけに告知可能
ピーティックスを利用したオンラインイベントは、申込者だけがZoomのURLやYouTubeの動画画面などの配信画面を閲覧できる「視聴ページ」という仕組みで、申込者以外には当日の配信画面を視聴できないようにしています。
ただ、この仕組みでは設定できる配信URLは一つだけで、連続講座やアーカイブなどで複数のURLを告知することには対応していません。
関連ページ:
イベント視聴ページとは何ですか?
そこで過去配信の動画アーカイブは、資料をアップロードしたURLやZoomのミーティングIDを記載するための「参加者へのお知らせ」欄を活用して告知しています。これなら、複数の配信URLを申込者限定で告知することができます。
この仕組みのおかげで連続講座が始まった後もチケットを販売でき、申込者数は会場で実施していた時に比べて大きく増えたとのことです。
関連ページ:
販売期限を設定する
大学外にどうアプローチしていくか、他イベントと比較することで見えてくる
会場で実施していた時に比べて、どこからでもいつでも簡単に申し込めるようになったことで、より多くの人に届けられるようになった実感を持ちました。特に今年は「上智大学の名前は知っているが、実際に足を運ぶまではハードルが高いな」という層にまで届いた実感があります
オンライン化によって広がりを感じたことの一つとして、学生や研究者に限らない一般の方や、地方在住の方の参加が見受けられたそうです。また、そのリーチ層の拡張のヒントとして、ピーティックスで開催される他イベントも参考にしているとのこと。
ピーティックスではイベントが常にたくさん公開されているため、テーマや登壇者を決める際には事前にイベント検索画面からリサーチしたことも効いたと思っています。今後もユーザーが今何を求めているか、ということを意識して企画を考えていき、より多くの人々にみてもらえると嬉しいです
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