定額課金プラン(サブスクリプション)を始めよう

近年、様々な業界で活用されている定額課金プランは、ピーティックスでも手軽に始められます。

この記事では、ピーティックスで定額課金プランを作成する方法や、そのメリットなどを解説します。

目次

定額課金(サブスクリプション)とは

定額課金プラン(サブスクリプション)とは、消費者が商品やサービスを定期的に受け取るために、一定期間ごとに支払いを継続する販売モデルです。定められた料金を月額や年額などで定期的に支払うことによって、継続的に商品を購入したりサービスを利用できたりします。

”サブスク”と略されることも多く、近年は多様な業界で導入されています。例えば、定期的に届く食材や化粧品のボックス、音楽や映画のストリーミングサービス、ソフトウェアの利用権、コミュニティへの参加権などがあります。

サブスクリプションの主な特徴は、一度契約すれば更新手続きをすることなく、継続的に利用できる点です。これにより、購入者はその都度購入手続きをおこなう手間を省きながら、継続的にサービスを楽しむことができます。

ピーティックスの定額課金プラン(サブスクリプション)とは

ピーティックスにもサブスクリプションを実施する「定額課金プラン」があります。

グループごとに定額課金プランを作成し、「月額」もしくは「年額」から課金期間を選べ、「入会費」の設定もできます。会費を支払ったユーザー(以下、メンバー)が解約しない限り、自動的にメンバーのクレジットカードに課金されます。

申し込み時にフォームで個別に情報を取得したり、プランの参加者だけにメッセージを送ったりすることができます。

ピーティックスで定額課金プランを始めるメリット

手数料が安く、気軽に始められる

ピーティックスのサブスクリプションは会費の10%の手数料だけ発生し、初期費用および月額手数料はかかりません。

この手数料は同様のプラットフォームの中でも低い水準のため、気軽に定額課金プランを始めることができます。

イベントとセットで告知して集客力アップ

メンバーを増やすには、イベントを開催してその参加者を会員に取り込むことが有効な手段です。

ピーティックスでは簡単に作成できるイベントページを通じてプランの告知を強化できます。

さらに、イベント参加者はイベント参加用アカウントを使ってそのまま定額課金プランにも申し込むことができるため、新たに個人情報などを登録する手間が省けます。これにより、プラン申し込みへの心理的ハードルを下げることができることも、ピーティックスならではの特徴です。

会員限定のイベントの開催や割引の適用もできる

ピーティックスには、ページのURLを知っている人しか見ることができないイベントを作る「限定公開」機能もあるため、定額課金プラン会員限定のイベントを作成することもできます。

関連ページ:
特定の人だけにイベントを告知できますか?

また、メンバー限定のメッセージ機能を利用して事前に割引コードを送信すれば、一般公開のイベントであっても、メンバーのみにチケット代の割引を行うこともできます。

関連ページ:
特定のユーザーに割引を適用できますか?

メンバーへのチケット割引の適用例

  1. 定額課金プランで、月額の「コミュニティ参加権プラン」を作成。
  2. イベントページを作成し、有料チケットを作成。メンバー以外も参加できる状態にする。
  3. メンバーにはメッセージ機能を使って割引コードを案内し、無料で参加できるようにする。
  • イベントのチケットにメンバー特別価格を自動適用する機能は提供していません。
  • 主催者側でキャンセルおよびピーティックスの決済システムを通じての返金はできません。

ユーザーから見た定額課金プラン

プランを作成すると、グループページに表示されます。

グループページ定額課金プラン

定額課金プランの作り方

定額課金プランを作成してからメンバーを募るまでの流れは以下のとおりです。

  1. 定額課金プランを紐付けるグループページから定額課金プランを作成開始する
  2. プラン名、会費、入会費、期間、詳細を設定
  3. 申し込みフォームを設定
  4. 利用規約を設定
  5. 募集を開始して、申込URLを告知する

1. 定額課金プランを紐付けるグループページから定額課金プランを作成開始する

グループページを表示した状態から
グループページを表示した状態から

2. プラン名、会費、入会費、期間、詳細を入力

定額課金プラン(サブスク)の詳細を設定する
  • グループに参加している会員への対価がない支援金(募金・寄付金等)には利用できません。
    申し込みした会員だけが受け取ることのできるサービスまたは商品を対価として記載してください。
  • 対価の例:
    • ニュースレター購読
    • 感謝メール
    • メールリスト追加
    • 感謝品
      ※利用規約にも同様に、サービスまたは商品を記入してください。
  • プラン名は明確に対価がわかる内容を記載してください。

会費の期間
年額:入会お申し込み日から1年間有効
月額:入会お申し込み日から1か月間有効
年末締め:入会お申込年の12月末まで有効
月末締め:入会お申し込み日の月末まで有効
※ 入会費は任意です。
※ プランは複数種類作成できます。
※ 定額プランの決済には、クレジットカード(VISA/MasterCard/JCB/AMEX/Discover/Diners Club)が利用できます。

例)以下のプランを募集しているグループの場合
月末締めプラン 1,000円/月額プラン 1,000円/年末締めプラン 10,000円/年額プラン 10,000円

メンバーの有効期限
月末締めの場合、2022年10月31日が有効期限(次回課金日)。以降毎月末が有効期限(次回課金日)。
月額の場合、2022年11月10日が有効期限(次回課金日)。以降毎月10日が有効期限(次回課金日)。
年末締めの場合、2022年12月31日が有効期限(次回課金日)。以降毎年の12月31日が有効期限(次回課金日)。
年額の場合、2023年10月10日が有効期限(次回課金日)。以降毎年の10月10日が有効期限(次回課金日)。

定額課金プラン(サブスクリプション)の有効期限

3. 申し込みフォームを設定

定額課金プラン(サブスク)の申し込みフォームを設定する
  • 定額課金プランメンバー向けのアンケートフォーム機能です。
  • フォームの内容は自由にカスタマイズできます。
  • 設定したフォームはプランの入会申し込み手続きの中に挿入されます。
  • 回答データはCSV形式でダウンロードできます。
  • 1つのグループに対して1つのフォームを設定可能です。

4. 利用規約を入力

定額課金プラン(サブスク)の利用規約を入力する


「サンプルを使う」をクリックすると、利用規約のテンプレートが表示されます。それを編集することで、簡単に利用規約を設定できます。

利用規約内には、以下を明記してください。

  • 特商法に基づく表記がなされた自社ウェブページへのリンク
  • 利用目的および会員特典・対価

関連ページ:
特定商取引法の改正に関して、どのような対応が求められますか?

利用規約を入力したら、「下書きとして保存する」をクリックしてください。

5. 募集を開始して、申込URLを告知する

  • プランの作成が終わると、最初の作成画面に戻ります。
  • 先ほど作ったプラン横の「募集を開始する」をクリックしてください。
  • この時点から定額課金プランがグループページに表示されます。
  • グループページURLを公式HPやメールマガジンに掲載して申し込みを受け付けます。
定額課金プランサブスク)のプランを選択する

関連ページ:
定額課金メンバーの管理方法は?
定額課金メンバーにメッセージを送信する方法は?

手数料と売り上げの受け取りについて

プランを作成した後、アカウント設定から口座情報を登録してください。登録方法については、チケット販売代金の受け取りに関する情報(代金受取口座)を登録するをご参照ください。

毎月1日 午前11時30分から翌月1日 午前11時29分までに支払われた会費から手数料を差し引いた金額のお振り込みの手続きを、翌月1日から5営業日以内に行います(年額および年末締めのプランでも、会費のお支払いがあれば翌月に会費をお振り込みします)。
各プランごとにお振り込みしますので、複数のプランがある場合は銀行の履歴には各プランごとに複数行に分かれて記載されます。

例)以下のプランを募集しているグループの場合
月末締めプラン 1,000円/月額プラン 1,000円/年末締めプラン 10,000円/年額プラン 10,000円

2022年 10/10にそれぞれのプランに入会があった場合
主催者への振込金額
2022年11月
(¥1,000×1+¥1,000×1+¥10,000×1+¥10,000×1)x90% =¥19,800
2022年12月
(¥1,000×1+¥1,000×1)x90%= ¥1,800
2023年1月
(¥1,000×1+¥1,000×1+¥10,000×1)x90%= ¥10,800

利用事例

年12回のイベントに参加できる年額会費プラン。

限定ページでの交流などのコミュニティ活動に参加できる月額・年額会費プラン。

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この記事を書いた人

イベント・コミュニティ主催者のためのピーティックス活用支援サイト「Peatix U」。ピーティックスの使い方やイベント・コミュニティのノウハウ、活用事例などをまとめています。

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