この記事では、「ハイブリッドイベント」形式のページの作り方を解説します。
ハイブリッドイベントとは、会場での開催とオンラインでの配信を組み合わせたイベントのことを指します。
ピーティックスでは、ハイブリッドイベントを作る際、目的に応じてページの作り方を変えることができます。
なお、イベントの開催形式はページを保存後に変更できないため、それぞれのメリットや注意点を確認し、自身のイベントに合う方法を選択してください。
「オンラインイベント」としての作成方法
「オンラインイベント」としてイベントページを作成し、会場参加者向けの情報も同じページに記載する方法を紹介します。
メリット
・オンラインイベントとして、会場場所の制限なく検索画面に現れるため、露出機会が増える。
・オンラインでイベント開催直前まで申し込みを受け付けることができる。
・主催者が参加者に個別で案内する手間なく、参加者が自動的に配信視聴ページへ遷移できる。
・会場参加予定であった参加者が、急遽オンライン参加に変更したい場合も対応できる。
おすすめのシチュエーション
・幅広くイベントを告知して参加者を募りたい。
・直前および当日もオンラインでの参加者を受け付けたい。
・会場参加が可能な人数が限られている。受付業務などの負担を小さくしたい。
注意点
・オンラインイベントページの仕様上、会場住所の設定欄がない。
・検索結果にはオンラインイベントとして表示される。
・会場参加者にもイベント視聴のためのURLが記載されたメールが配信される。
・会場参加者が電子チケットを表示するには、必ずアプリをダウンロードする必要がある。
オンラインイベントページの作成方法
まず、イベントページ作成の前に、アカウント作成からグループページ作成までが必要です。
グループページの作成まで完了したら、「オンラインイベント」のページを作ります。
詳しくは、オンラインイベントのページの作り方をご参照ください。
ハイブリッドイベントとしてページを作成する時のポイント
通常のオンラインイベントページを作成する場合と異なり、ハイブリッドイベントを作成する場合は、以下のポイントに注意しましょう。
- イベント名
ピーティックス上ではオンラインイベントとして掲載されるため、【会場参加あり】など、ハイブリッドイベントであることが分かることをイベント名に加えてください。
- イベント詳細
会場参加者のための会場住所や地図URL、地図の画像を記載してください。
※会場情報をチケット購入者のみに共有したい場合は、イベントページには記載せず、会場参加チケットを購入した参加者のみにメッセージで連絡してください。
- チケット
オンライン参加チケットと会場参加チケットを分けて作成してください。それぞれのチケットに対して異なる販売時間を設定することができるため、必要に応じて設定を変更してください。
当日の会場での受付時の注意点
オンラインイベントとしてイベントページを作成した場合、当日の会場での受付方法に注意すべき点があります。
・タップでのチェックインができません。ピーティックス受付アプリ(QRコード)もしくは名前でのチェックインを行ってください。
・ブラウザ版ピーティックスのチケットではQRコードも表示されません。名前でのチェックインを行ってください。事前にPeatixアプリのインストールを促すメッセージを送ることも有効です。
ピーティックスアプリ:
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Android: Google Play から無料でダウンロード
関連ヘルプ:イベント当日の受付方法
その他の作成方法
「会場開催イベント」として作成
「会場開催イベント」としてイベントページを作成し、オンライン参加のチケットを買った参加者にだけ配信URLを送付する方法も可能です。
メリット
・イベントページ上で、Googleマップと連携した会場案内ができる。
・会場イベントページの仕様上、アプリをダウンロードしなくても、チケットのQRコードをブラウザ上で表示できる。
おすすめのシチュエーション
・オンライン参加より、会場参加を推奨したい。
・会場への来場人数規模が大きく、電子チケットを使った受付を積極的に行いたい。
注意点
・検索画面で現れるのが、会場がある地域のみに制限される。
・オンライン参加者への視聴ページの案内を、主催者からメッセージなどで案内する必要がある。
※オンライン参加チケットの販売期限を早めに設定し、オンライン参加者に一斉に案内する必要あり。都度個別で案内する場合は、オペレーションが複雑化する。
関連記事:
会場開催イベントの作り方
関連ページ:
参加者にメッセージを送信する
会場開催イベントとオンラインイベント、それぞれを作成
会場開催イベントとオンラインイベント、それぞれのイベントページを作成し、2つのイベントページを管理をすることも可能です。この場合、参加者それぞれの参加形式に合った案内を行うことができます。
ただし、2つのページを作成するため、単純に管理上の手間が増えます。
また、2つのイベントページが共に有料イベントの場合、販売代金のお振り込みは各開催ごとに行われるため、振込手数料210円が各イベントページごとに発生します。
関連ページ:複数回開催イベントの作成方法は?
事前の準備や参加者管理に十分な時間が取れる場合、利用をご検討ください。
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