イベントを開催するときに、「どうすればもっと盛り上がるだろう?」と悩んだことはありませんか?
せっかく参加してもらったのに、ただ淡々と進行して終わるだけでは印象に残りません。「楽しかった!」「また参加したい!」と思ってもらえるイベントは、参加者の満足度が高く、リピーターや口コミにもつながります。
この記事では、参加者の熱量を引き出し、イベントを最大限に盛り上げるための具体的なアイデアを解説します。
イベントを盛り上げることの重要性
イベントを開催する際、「参加者をどれだけ集められるか」に注目しがちですが、重要なのは「参加者がどれだけ楽しんでいるか」です。
ただ人が集まるだけでは、イベントとして成功とは言えません。参加者がその場で興奮し、心が動き、「また参加したい」と思えるような体験を提供することこそが、イベントの盛り上がりを生む本質です。
イベントが盛り上がることで、次のようなプラスの効果が生まれます。
SNSでの拡散 → 集客力アップ
イベントが盛り上がれば、参加者が自然にSNSなどでシェアします。
「#〇〇イベント 楽しかった!」といった投稿や、会場の様子が写真や動画で拡散されることで、次回以降の集客に直結します。
口コミでの評価 → 信頼性アップ
「このイベント、すごくよかったよ!」という口コミは、新規参加者の参加動機になります。
人の評価や体験は信頼につながりやすく、他のイベントとの差別化ポイントにもなります。
リピーターの獲得 → コミュニティの成長
イベントが楽しいと、参加者は「また参加したい」と感じます。一度参加して満足度が高ければ、次回も参加してもらえる可能性が高まり、リピーターが増えます。
さらに、同じ人が何度も参加することで、コミュニティが形成され、参加者同士のつながりが強くなります。
主催者への信頼感の向上 → ブランド力アップ
イベントが盛り上がれば、参加者から「この主催者のイベントなら安心して参加できる」「また次も参加したい」と思ってもらえます。
イベント自体の質がブランド力を高め、信頼獲得につながります。
盛り上がるイベントの方程式
参加者が「おもしろい」と感じるイベントは、自ずと盛り上がります。おもしろさのポイントは、イベントを知った人が興味を持ち、心が引かれる内容かどうかです。
おもしろいイベントを作る3つの方程式は、①掛け算、②足し算、③組む、です。これをイベント企画の際に意識すると、発想の幅が広がります。
①意外な掛け算で驚きを生む
イベントにおける掛け算とは、全く異なる分野のイベントを掛け合わせることです。人は予想もしなかった組み合わせを見るとハッとして関心を寄せます。
例)『数学 × ストリートダンス』イベント
- イベント名:
「動く数式 – ストリートダンスで学ぶ数学」 - 内容:
ストリートダンサーが、関数のグラフや対称性などの数学的概念をダンスで表現し、数学者がそのパフォーマンスを解説。 - 驚きの要素:
「え、数学って踊れるの?」という予想外の組み合わせに観客は興味津々。文系も理系も楽しめる学びとアートの融合イベント。
②足し算でおもしろさの量を増やす
特定の業界やテーマに関係する人を登壇者として招いて足していきます。その領域に興味のある人は確実におもしろさを感じます。
イベントの内容を特定のテーマに絞る場合、その領域の専門家を可能な限り多く集めると、それだけでおもしろさが演出できます。
例)『発酵食』をテーマに、各分野の専門家を足すイベント
- イベント名:
「発酵サミット2025」 - 登壇者:
- 発酵の科学者(微生物の観点から話す)
- 醸造酒の職人(技術と味の話)
- 発酵食品を取り入れた料理研究家
- 発酵をモチーフにしたアーティスト
- 発酵の科学者(微生物の観点から話す)
- 内容:
同じ「発酵」というテーマでも、登壇者が多角的に語ることで深みと広がりが生まれる。「あの人の話も聞きたい」「その視点は新しい!」という声が続出。
③組んで変化のおもしろさを引き出す
自分たちだけでイベントを開催するのではなく、他のコミュニティなどと組んでイベント内容に変化を持たせれば、参加者を増やすこともできます。
例)読書コミュニティ × カフェ運営コミュニティのコラボイベント
- イベント名:
「夜カフェ読書部」 - 内容:
読書コミュニティが「好きな一文を語る読書会」を企画。
カフェコミュニティが、テーマに沿った特別メニュー(小説に登場する食べ物など)を提供。 - 変化の面白さ:
普段はオンラインでやっている読書会が、リアルな空間×コーヒー×食事と掛け合わさることで、参加者の体験価値がぐっと上がる。 - 結果:
それぞれのコミュニティの参加者がクロスオーバーし、新しいつながりが生まれる。
イベントを盛り上げる具体的なアイデア
アイスブレイクを取り入れる
イベント開始時の空気が固いと、盛り上がりに欠けたまま終わってしまうことがあります。そのため、最初にアイスブレイクを取り入れることで、場が和み、参加者同士の距離感を縮めることが重要です。
例)ペアトーク
参加者を2人1組にして、以下のような簡単な質問をする。
・最近ハマっているものは?
・今日のイベントに参加したきっかけは?
・〇〇の中で好きなものベスト3
例)〇×クイズ
イベントに関するトリビアや、ゲストに関するクイズを出題。誰でも参加しやすく、ハードルが低い内容にすることがポイント。笑いや驚きがあると場が一気に和む。
参加者を巻き込む仕掛け
イベントを一方通行にせず、「参加者がアクションを起こす」ことで、熱量が高まりやすくなります。参加者が「自分もこのイベントを作っている」と思える工夫が重要です。
例)SNS投稿キャンペーン
「#〇〇イベント」でSNS投稿を促す。
例)リアルタイムアンケート・投票
QRコードやスライドを使って、参加者から意見を募る。
グッズや特典を活用する
特典やグッズは、イベント後の記憶に残るアイテムになります。参加者がイベント後にSNSでシェアしたくなるようなデザインや内容を意識してみましょう。
例)イベント限定グッズ
ステッカーやTシャツなど、イベントオリジナルデザインにする。
例)参加賞やコンテストの景品
缶バッジ、クーポンなど、小さな景品でOK。
感情を動かす演出を入れる
参加者の「楽しい」「感動した」という気持ちを引き出すことで、イベントの満足度が格段に上がります。
例)エンディングスライドショー
イベントのハイライトをスライドショーで上映する。
例)参加者の感想シェアタイム
その場でSNSに投稿されたイベントの感想を共有するコーナーを設ける。
盛り上がるイベント例
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ピックアップされている様々なイベントを参考に、盛り上がるイベントのアイディアを得ましょう。

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