ピーティックスでオンラインイベントを開催する場合、大きく分けて3つの配信方法を選択できます。
今回は、それぞれの配信方法のポイントを解説します。
3つのオンライン配信方法
イベント作成時に開催形式で「オンラインイベント」を選択した場合、「配信設定」では大きく分けて3つの配信方法を選択できます。
外部リンク、Peatix Live(埋め込み)、Vimeo / YouTube(埋め込み)
それぞれの配信方法の特徴は表のとおりです。
外部リンク | Peatix Live(埋め込み) | Vimeo / YouTube(埋め込み) | |
チケット | 有料*/無料/チケットなし (YouTubeは規約上有料配信不可) | 有料のみ | 有料*/無料/チケットなし (YouTubeは規約上有料配信不可) |
手数料 | 販売実績の4.9%+売れたチケット1枚につき99円 | 販売実績の6.0% + 売れたチケット1枚につき150円 | 販売実績の4.9%+売れたチケット1枚につき99円 |
配信形式 | 全ての配信プラットフォーム →イベント参加者はイベント視聴ページ内に設置されたボタンから指定のURLに遷移し、外部リンク先で配信を視聴。 | カスタムRTMP配信が可能な配信ソフトウェア →ピーティックス内のイベント視聴ページにOBS Studio、StreamYardなどの配信画面が埋め込まれる。 | Vimeo / YouTube →ピーティックス内のイベント視聴ページにVimeoもしくはYouTubeの配信画面が埋め込まれる。 |
特徴 | ZoomやYouTubeなど、様々なプラットフォームに対応。 | ・JASRAC・NexToneへの著作権申請処理に対応。 ・アーカイブ配信、ライブチャット機能あり。 | チケット申し込み者だけが閲覧できるイベント視聴ページ内のみで視聴可能。 |
注意事項 | ピーティックス上での視聴制限機能はないため、配信URLやパスワードさえ分かれば、チケット申込者以外でも視聴できてしまう。 | カスタムRTMP配信には、高度な配信設定が必要。 | Vimeoは有料のアカウントプランに入らないとライブ配信が出来ない。 |
チケットと手数料
外部リンクとVimeo / YouTube(埋め込み)の場合は、有料/無料/チケットなしの告知のみのイベントすべてに対応できます(ただし、YouTubeは規約上有料配信不可)。
また、手数料は「販売実績の4.9%+売れたチケット1枚につき99円」となります。
これに対し、Peatix Liveの場合は有料イベントのみに対応しており、手数料は「チケット売上×6.0% + 売れたチケット1枚につき150円」となりますので、ご注意ください。
配信形式
外部リンクの場合は、全ての配信プラットフォームに対応しており、イベント参加者はイベント視聴ページ内に設置されたボタンから指定のURLに遷移し、外部リンク先で配信を視聴します。
Peatix Liveの場合は、OBS Studio、StreamYardなどのカスタムRTMP配信が可能な配信ソフトウェアを利用することで、ピーティックス内のイベント視聴ページに配信画面が埋め込まれます。
Vimeo / YouTube(埋め込み)の場合も、Peatix Live同様、ピーティックス内のイベント視聴ページにVimeoもしくはYouTubeの配信画面が埋め込まれます。
特徴と注意事項
外部リンク
ZoomやYouTubeなど、様々なプラットフォームに対応しており、比較的簡単に設定できます。
ただし、埋め込みと異なり、ピーティックス上での視聴制限機能はないため、配信URLやパスワードさえ分かれば、チケット申込者以外でも視聴できてしまう点にご注意ください。
Peatix Live(埋め込み)
JASRAC・NexToneへの著作権申請処理に対応しているため、音楽イベント等の利用に便利です。また、アーカイブ配信やライブチャット機能も備えています。
ただし、カスタムRTMP配信には、やや高度な配信設定が必要なため、OBS StudioやStreamYardの配信に慣れている方におすすめしています。
Vimeo / YouTube(埋め込み)
外部リンクと異なり、チケット申し込み者だけが閲覧できるイベント視聴ページ内のみで視聴できるので、セキュリティ面で安心です。
ただし、Vimeoを利用する場合は有料のアカウントプランに入らないとライブ配信が出来ないなどの制約があります。
目的に合った配信方法を選ぼう
それぞれの配信方法のポイントはつかめましたか?
最後に以下のフローチャートを使って、あなたのオンラインイベントにはどの配信方法が合っているか確認してみましょう。