イベント・コミュニティづくりには、多くの知識とスキルが必要とされます。成功するイベントやコミュニティを作り上げるためには、効果的な告知戦略や運営の効率化など、様々な要素が求められます。
イベント・コミュニティに関する情報はインターネット上でも得られますが、体系的に学びたい場合には本を読むこともおすすめです。
この記事では、イベント・コミュニティ運営の初心者からベテランまで役立つ、8冊のおすすめの本を紹介します。
イベント関連本のおすすめ本
新イベント運営完全マニュアル 最新改訂版
高橋フィデル|(株)ジャパンビジターズビューロー(2019年)
<概要>
数々のイベント運営に携わってきた著者が、そのテクニックを詳しくマニュアル化した本。
<おすすめポイント>
- 町内会のお祭りから結婚式やビジネスセミナーまで、幅広いイベントで活用できる知識が紹介されている。
- 各種イベントについて、企画から各タスクの流れ、ストーリー性の追求まで網羅された説明が掲載されている。
- 分かりやすい例え話が交えられているため、初心者でも読み進めやすい。
<おすすめしたい人>
- 初めてイベントを開催するにあたって、1から学びたい人
誰も教えてくれないイベントの教科書
テリー植田|本の雑誌社(2019年)
<概要>
1,300本以上のイベントをおこなってきたイベントプロデューサーである著者が、イベント主催の悩みを解決するためのコツを紹介した本。
<おすすめポイント>
- 50に細分化されたイベントのポイントが、著者のアドバイスとともに掲載されている。
- 著者が実際にプロデュースした14のイベントが、実例として写真付きで紹介されている。
- ある程度イベント運営を経験している人も、イベント企画の発想などが豊富に得られる。
<おすすめしたい人>
- これまでにイベント開催を経験したことがあり、さらに人を惹きつけるイベントのアイディアを得たい人
アフターコロナ時代の うける イベントプロデュース
土岐龍馬|幻冬舎(2021年)
<概要>
多くの「うける」イベントを手掛けてきた著者が、企画の発想やSNSを活用した集客方法など、イベント成功のポイントを紹介した本。
<おすすめポイント>
- リアルとオンラインを融合した「ハイブリッド型イベント」開催のノウハウが網羅されている。
- 他のイベントと差別化するためのイベントづくりに必要な要素が掲載されている。
- SNS種別ごとの特徴解説や、集客アイディアが紹介されている。
<おすすめしたい人>
- ハイブリッド型イベントの企画、集客、運営のコツを学びたい人
コミュニティ関連のおすすめ本
ビジネスも人生もグロースさせる コミュニティマーケティング
小島英揮|日本実業出版社(2019年)
<概要>
AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)のコミュニティ運営で成功を収めた著者が、「コミュニティマーケティング」について解説した本。
<おすすめポイント>
- BtoB、BtoCどちらでも活用できるコミュニティマーケティングの手法が学べる。
- 自走するコミュニティをつくり、育てるためのポイントが細かく提示されている。
- コミュニティを通じて自分の可能性や選択肢を広げながら、これからの働き方や生き方を考えることも指南している。
<おすすめしたい人>
- 企業内でコミュニティマーケティングを推進したい人
コミュニティ・オーガナイジング――ほしい未来をみんなで創る5つのステップ
鎌田華乃子|英治出版(2020年)
<概要>
特定非営利法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパンの共同創設者である著者が、ハーバード大学ケネディスクールやニューヨークの地域組織で学んだ「コミュニティ・オーガナイジング」についてまとめた本。
<おすすめポイント>
- 「仲間を集め、その輪を広げ、多くの人々が共に行動することで社会変化を起こすこと」であるコミュニティ・オーガナイジングの必要性が、著者の生い立ちや経験を元に語られている。
- 分かりやすい架空のストーリーを用いた、コミュニティ・オーガナイジングのステップが詳しく紹介されている。
- テーマ別の実践例も紹介されており、活動手法を深く理解できる。
<おすすめしたい人>
- 社会的な課題に取り組むコミュニティの立ち上げや運営について、学術的に学びたい人
人生を変える最強のコミュニティづくり
美宝れいこ|ぱる出版(2023年)
<概要>
有名企業出身でもない、インフルエンサーでもない普通の女性である著者が、人気コミュニティを作るまでに得られたコツを紹介した本。
<おすすめポイント>
- コミュニティ主催者の経歴やメディアのフォロワー数などに関係なく始められる、メンバーの共感を軸とした「共創型」コミュニティの設計を提案している。
- 準備編、実践編、成長編それぞれで必要な内容をQA形式で分かりやすく解説している。
- コミュニティを通して変化や成長が得られた7人の女性の生の声を掲載している。
<おすすめしたい人>
- 個人で初めてコミュニティの立ち上げを検討している人
成功するコミュニティの作り方 - 企業の成長・変革のための実践ガイド
黒須義一、酒井真弓、宮本佳歩|リックテレコム(2023年)
<概要>
著者陣が運営するGoogle Cloudのユーザーコミュニティ「Jagu’e’r(ジャガー)」で得られたノウハウを、豊富な図や表とともに説明した本。
<おすすめポイント>
- 企業内のデジタルスキル向上を図る目的で形成される「企業内コミュニティ」と、企業自らが提供製品・サービスのファンとともに友好的な関係を構築していく「ユーザーコミュニティ」に特化した内容となっている。
- 立ち上げ期、拡大期、成熟期というフェーズごとに押さえるべきポイントが網羅されている。
- 7つの成功事例やJagu’e’rのエバンジェリストの座談会レポートなど、具体的な声が掲載されている。
<おすすめしたい人>
- 企業内コミュニティ、もしくは企業のユーザーコミュニティの立ち上げや運営に携わっている人
イベント・コミュニティ関連のイチオシ本
ファンをはぐくみ事業を成長させる 「コミュニティ」づくりの教科書
河原あず、藤田祐司|ダイヤモンド社(2020年)
<概要>
イベント・コミュニティ運営の達人である著者陣が、ゼロからコミュニティを立ち上げ、イベントを開催し、ファンづくりと事業の成長に貢献する方法を紹介した本。
<おすすめポイント>
- コミュニティづくりだけではなく、イベント開催におけるノウハウも豊富に得られる。
- コミュニティ活動を全体を統括する「コミュニティマネージャー」の具体的な仕事内容や必要なスキルも紹介されている。
- 巻末には、イベントを盛り上げる101の神ワザが掲載されている。
<おすすめしたい人>
- イベントの開催を通じて人を集めながら、コミュニティ運営を活性化していきたい人
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