今まで多くの主催者の方々に集客のコツをヒアリングしてきましたが、イベントページの改善が最も成果に直結するというお声をよくうかがいます。
この記事では、これまでの調査の結果を踏まえ、集客に直結するページの作り方のポイントを解説します。
まずはイベントのキーワードを検討
初めてイベントページを作成する場合は、いきなり作成するのではなく、自分が企画しているイベントと似たテーマのイベントページを検索し、イメージを持ったりヒントを得たりすることが大切です。
ピーティックスでは、イベントページ作成時に「カテゴリー」を選択することで、設定したカテゴリー検索結果にイベントが掲載される仕組みとなっています。
以下の各カテゴリーのリンクから、現在掲載されているイベントページを参考に、自分のイベントでも使えそうなキーワードを検討してみましょう。
旅/観光 文芸/思想/哲学 テクノロジー/サイエンス ベンチャー/スタートアップ
メディカル/ヘルスケア スポーツ/フィットネス 食/グルメ 映画/演劇/伝統芸能
マーケティング/セールス 趣味/実用 ファミリー/キッズ パーティー/クラブ
人事/人材開発 デザイン/アート 音楽/ライブ/フェス ファッション/美容
経営/マネジメント 社会貢献/地域活性 スキルアップ/資格 ゲーム/マンガ/アニメ
ライフデザイン/生き方 働き方/キャリア マッチング/出会い
3大ポイントは「イベント名」「カバー画像」「イベント詳細」
①簡潔に魅力が伝わる「イベント名」をつけよう
ピーティックスの検索結果画面やSNS投稿では、「イベント名」と「カバー画像」のみが表示されるため、内容の詳細を読んでもらうためには、イベントの概要が伝わる、分かりやすく魅力的なイベント名をつけることが重要です。
重要ポイント
・意外性やユニークさを打ち出す
・感情を刺激する表現を使う
・数字でインパクトを示す
▼ポイントの詳細はこちら
【アイディアツール付き】参加者が行きたくなるイベント名の付け方
その他のポイント
・ハイブリッドイベントの場合は、タイトルに「【会場参加あり】」と記載する
・イベントページ公開後も編集が可能なため、開催日が近づいてきたら「【開催まであと⚫︎日】」、「【チケット残り⚫︎枚】」など、参加を促す表現を追記する
②目にとまりやすい「カバー画像」をつくろう
イベント名と同様に、カバー画像は最初に目に入るイベントの重要な”顔”であり、ここでしっかり目にとまるかによって、イベント案内の本文を読んでもらえるかが決まります。
重要ポイント
・参加を促すキャッチコピーを入れる
・高画質の画像を使用する
・フォントやデザインスタイルを統一する
▼ポイントの詳細はこちら
デザインが苦手でも大丈夫!魅力を伝えるイベントバナーの作り方
その他のポイント
・サイズは920x450ピクセル、ファイル形式はJPG、PNG、GIFに対応
・カバー画像とイベント詳細に設定する画像は、合算して最大5MBまで
③文の書き始めが勝負の「イベント詳細」
ピーティックスのイベント詳細の文章は、途中からは「続きを読む」ボタンを押さなければ表示されません。
重要ポイント
日時や開催形式(場所)はイベントページの右サイドに表示されるため、参加によって何が得られるか、ターゲットは誰なのかなど、参加者の興味を引く重要な情報は、必ずイベント詳細文の書き始めに掲載しましょう。
▼イベント詳細の具体的な書き方のご紹介はこちら
【例文付き】魅力的なイベント告知文/案内文を書いて参加者を惹きつけよう!

その他の工夫ポイント
◾️当日の様子を想像しやすい画像や動画を挿入する
2回目以降の開催や、1回目であっても過去に参考となりそうな写真や動画がある場合は、積極的に挿入しましょう。参加者にとって画像や動画は、文字だけの情報より圧倒的に参加イメージを持ちやすいため、申し込みにつながります。
また、カバー画像に登壇者の顔写真を掲載してあったとしても、イベント詳細にも再度詳しいプロフィールとともに顔写真を掲載することをおすすめします。
◾️文字にメリハリをつける
文字を「ヘッダー」にすると「段落」よりも少し大きく表示されます。見出しなどにはヘッダーを適用し、文字の大きさにメリハリをつけましょう。

また、文字色は黒の他に赤を設定できます。注意事項など、目立たせたい箇所に有効ですが、多用すると読みにくくなるため、時に強調したい箇所にのみ使用しましょう。
◾️効果的にリンクを挿入する
イベントページの「イベント詳細」ではリンクを設定できます。ただし、URLをそのまま入力しただけではリンクは設定されないため、以下ページにて設定方法をご確認ください。
参考ページ:イベントページにリンクを設定する方法は?

◾️イベントページ閲覧者にフォローをうながす
イベントページの下部には、グループのフォローボタンが表示されます。
今回のイベントに参加できなくても、フォロワーになって今後のイベント情報を受け取ってもらうためには、イベント紹介文の中に「次回以降のイベント情報を受け取りたい方は、ページ下部のフォローボタンを押してフォロワーになってください」といった一文を入れると効果的です。
◾️スマホでの閲覧を意識する
長文になりやすいイベント詳細文ですが、画面が小さいスマホで見ると、かなり長文な印象をもたれます。パソコンでイベントページを作成した場合も、スマホでのレイアウトを確認し、冗長になっていないか確かめましょう。
その他の機能活用ポイント
ピーティックスには、イベントの集客効果を上げる様々な機能がそろっているため、しっかり理解した上で効果的に活用しましょう。
◾️グループページで信頼性をアピール
イベントへの参加を検討している人は「どんな人が主催されているのかな?」と思い、イベントページからグループページを確認する場合も多いです。
その時、グループページに掲載されている情報が少ないと、どんな目的でどんなことをしている主催者であるかが伝わらず、参加申し込みを躊躇されてしまうこともあります。
イベントページ作成前に改めてグループページの内容を確認し、過不足がある場合は更新しておきましょう。
確認ポイント
・アイコンだけではなく、カバー画像も設定されているか?
・「グループ紹介」に、どんなコミュニティであるかの説明文があるか?
・「グループ紹介」に、ウェブサイトやSNSのURLを掲載しているか?
◾️サブカテゴリーの設定を怠らない
イベント作成の「メインカテゴリー」から1つ、「サブカテゴリー」から最大5つのカテゴリーを設定できます。
サブカテゴリーの設定は任意ですが、上限の5つまで設定した方が参加者の目に留まる機会が増えます。
参考記事:ぴったりなカテゴリーを選ぼう

◾️チケット名は詳しく、販売期限の設定も工夫を
複数種類のチケットを設定する場合は、それぞれの違いが分かるように、チケット名にもはっきりと明記しましょう。
また、ピーティックスではイベント当日の直前申し込みも少なくありません。販売期限をイベント開始直前や、オンラインイベントの場合はイベント終了後まで設定しておくと、駆け込み申し込みに対応できます。

◾️確実に参加してもらうためのリマインダーメッセージの送信
ピーティックスでは、イベント開始時間の24時間前に、イベントの日時や参加方法を記載した内容をアプリへのプッシュ通知とメールにて送信しています。さらにリマインド力を高め、確実に参加してもらうためには、オリジナルでメッセージを作成し、送信することもできます。
参考記事:リマインドメッセージを送って イベント当日の参加率を上げよう

最終チェックは第三者に
完成したイベントページは第三者に読んでもらい、誤字脱字がないか、設定に漏れはないかなどを確認してもらうことをおすすめしています。
小さな表記ミスや読みにくい表現などを指摘してもらうことで、信頼性が高く分かりやすいイベントページに仕上げることができます。
集客サービスの利用もおすすめ
ここまでご紹介した改善を行った上で、さらにチケットの販売を促進したい場合は、有料の集客サービスを活用することをおすすめします。ピーティックスでは、数百円程度から気軽に始められる集客サービスを用意しています。
詳しくは、イベント集客サービス(有料)をご参照ください。
